Pt01

日常生活の注意点

日常生活の注意点

  • ソバルディとリバビリンによる治療に際して、日常生活上の特別な制限はありません。
  • C型肝炎ウイルスは、感染患者さんの血液を通じて別の人に感染すると言われています。一方、くしゃみ・せき・抱擁や食べ物・飲み物・食器・コップの共用などでは感染しません。ただし、日常生活においては以下のようなことに注意しましょう。
    歯ブラシやカミソリなどの日用品は、自分専用にする。
    ケガなどで出血したとき、自分の血液を他の人が触れることのないように配慮する。
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  • C型慢性肝炎の患者さんは、肝臓の炎症により肝臓の働きが低下していることがありますので、以下のようなことを心がけましょう。
    過労を避け、規則正しい生活を心がける。
    飲酒を控える。
    適度な運動を継続し、過食に注意する。
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C型慢性肝炎の血液検査

  • 診察時には、主治医の先生から血液検査の結果を聞くことができます。その内容を理解すると、治療の状態を確認できます。
HCV RNA量 血液中のC型肝炎ウイルスの量を示す検査結果です。通常、この数値は内服薬の効果が発揮されると減少していきます。
ALT値 肝臓の働きを示す検査結果です。通常、この数値が高いほど肝臓の炎症が強まっていることを示します。内服薬の効果が発揮されると、肝臓の炎症が少なくなり、数値の減少が期待できます。
血小板数 血液中の血小板の数を示す検査結果です。肝臓の線維化が進むと血小板数が減少することから、この検査結果によって障害の程度を確認することができます。
ヘモグロビン 赤血球の中にある酸素を運ぶための色素です。この値が低下すると、「貧血」と判断します。ソバルディ・リバビリン併用療法では定期的に測定する必要があります。

日常生活の注意点

医療費助成制度のご紹介

医療費助成制度のご紹介

  • C型肝炎のインターフェロンでの治療と飲み薬での治療は、申請を行うことで医療費の助成を受けることができ、1ヵ月あたりの自己負担に上限額が設けられます。
世帯あたりの
市町村民税(所得割)の課税年額
1ヵ月あたりの
自己負担の上限額
235,000円以上の場合 20,000円
235,000円未満の場合 10,000円
助成の申請を行なう際には、診断書などの書類が必要となります。
助成を受けることができる期間等は治療内容によって異なります。
具体的な医療費助成の内容については、お住まいの都道府県の窓口(または保健所の窓口)までお問い合わせください。
再治療にて助成の申請を行なう場合は、主治医の先生にご相談ください。
再治療の助成の申請に関する詳しい情報は、お住まいの都道府県の窓口(または保健所の窓口)までお問い合わせください。

医療費助成申請の流れ

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高額療養費制度について「naruhodo 肝炎」
https://www.naruhodo-kanen.jp/treatment/system.html

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